
こんにちは。この記事では虫歯にならないと話題のやり方を紹介したいと思います。
普段皆さまはどのような歯磨きのやり方をしているでしょうか?
歯というものは一生付き合っていかなければならないもので出来れば虫歯になんてなりたくないですよね。
歯医者を想像してみてください。イスに座ってまな板の上の鯉(コイ)のように調理されるのを待つあの時間を!
そして調理されている間の下手したらマンドラゴラの悲鳴にも似たあの甲高い音を!
恐怖しかないですね!歯医者なんて滅びてしまえばいいのに!
まあ滅びたら滅びたで虫歯の痛みにずーーっと悩まされるから困る訳なんですが…
という訳で虫歯にはなりたくない訳ですよ。
皆さまこの歯磨きのやり方を知って虫歯になりにくい歯にしていきましょう!
この記事では
- イエテボリテクニックという歯磨きのやり方の紹介
- 不安点とオリジナルの解決策(使えます!)の紹介
- 普通の歯ブラシ以外の歯磨きグッズも紹介
などが書いてあります。
Contents
イエテボリテクニックという新しい歯磨きのやり方

イエテボリテクニックというのはスウェーデンで発表された歯磨きのやり方です。
この歯磨きのやり方を大まかに説明すると
- フッ素が含まれる歯磨き粉を使って歯磨きをする
- 歯磨きが終わったら口の中の歯磨き粉を捨てる
- うがいはしない
このような感じになります。
それではもう少し詳しく説明します。
フッ素が含まれる歯磨きを使う
皆さん歯の再石灰化という言葉を聞いたことはないですか?
食事、虫歯菌などによって歯の表面のエナメル質が溶けてしまった状態の歯を、唾液の自然治癒力によってエナメル質を補強する。
これが再石灰化です。
再石灰化とは、お口の中で常に起きている現象です。歯を脱灰から守る唾液の自然治癒のメカニズムです。
APAGARDより引用
ミネラル損失のため、その結晶構造がすかすかになっている歯の表層下脱灰層 (初期むし歯)に対して、唾液がカルシウムイオンとリン酸イオンを補給し、エナメル質の結晶を新しく形成し、元の健康な状態に戻す現象です。
ちゃんと説明するとこんな感じになるみたいです。
それで、再石灰化を促進するのがフッ素という成分です。
フッ素と唾液に含まれるカルシウムなどが反応すると酸に溶けにくい物質を作ります。
その物質が歯のコーティングの役割を果たします。
このコーティングがあることによって虫歯菌が酸を出しても歯が溶けにくくなるんですね。
ちなみに歯磨き粉を見てください。
- フッ化ナトリウム
- モノフルオロリン酸ナトリウム
フッ素という表記が無くても上に書いてある名称が書いてあればフッ素が含まれている製品です。
ちなみに日本で売られている製品のほとんどにフッ素は配合されているみたいですよ。

うがいはしない
うがいをしない理由は、うがいをしてしまうとせっかくのフッ素が口の中に残ってくれないからですね。
1回でもうがいをしてしまうと口の中のフッ素がうがい0回の時と比べたら3分の1以下になってしまいます。

それと最低30分は食べ物、飲み物を口にしないようにしましょう。
せっかくのフッ素が口の中から無くなってしまいますからね。
イエテボリテクニックによる不安点と解決策
このイエテボリテクニックという歯磨きをすることによって、あれ?これはどう考えればいいんだろう?大丈夫かな?ってことはないですか?
不安点は3つありますよね。
- うがいをしないと虫歯菌、歯周病菌が口の中に残ったままじゃん!
- 最終的には口の中に残った歯磨き粉を飲むって形になるんだけど大丈夫!?
- 虫歯菌、歯周病菌も一緒に飲むことになるけど大丈夫!?何か虫歯菌、歯周病菌を飲むと胃に悪いって聞いたことがあるんだけど!
この3つの不安があると思います。
ちなみに歯周病というのは、歯の周りの歯肉などに炎症が起こる病気のこと。その原因となるのが歯周病菌です。歯周病が進行すると歯肉などが歯を支えていられなくなって歯が抜けたりします。
うがいをしないと虫歯菌、歯周病菌が口の中に残ったままになるけど大丈夫?
虫歯菌は大丈夫なようです!虫歯菌が歯を溶かすよりもフッ素の再石灰化の力の方が強いんですね。
歯周病菌は分かりませんでした!
でもちょっと待ってください!(テレビ通販風)
後からちゃんと解決策を提示しますので。任せてください!20行先くらいです。
最終的には口の中に残った歯磨き粉を飲むって形になるんだけど大丈夫!?
大丈夫みたいです。
フッ素というのは大量に摂取したりすると
- 嘔吐
- 腹痛
- 不整脈
- 発ガン性
などの原因になるとも言われているようです。
しかし歯磨き粉を飲むと言ってもそこに含まれるフッ素の量はごく少量で、例えば歯ブラシのブラシの先端から後ろ(2センチくらい)までべったりと付けたくらいの量を使っても欧米の子供の許容量の10分の1ほどです。
アメリカの医学研究所では1997年当時、摂取許容量は9歳以上で1日10mgとしています。
これに対し、歯みがき粉2cm(約1g)に含まれるフッ素の量は、およそ1mgです。
なのでそこまで心配することはないということですね。
虫歯菌、歯周病菌も一緒に飲むことになるけど大丈夫!?
すいません。これについても分かりませんでした。
ですが、これも解決策があります。説明します。
問題点の解決策
- 歯周病菌が口の中に残ったままになるけど大丈夫なのか?
- 虫歯菌、歯周病菌も一緒に飲むことになるけど大丈夫なのか?
この2つの問題点について解決策を思いついたので書こうと思います。
洗い流してしまえばいいんですよね。
- うがいをする
- 新しい歯磨き粉を口の中に入れる
つまりいつもの歯磨きの通りに思う存分うがいをして菌や汚れを吐き出して、フッ素補充のために歯磨き粉を適量口の中に入れればいいんじゃないかな?
と、考えつきました!
これぞ真イエテボリテクニック!虫歯菌、歯周病菌が体に与える影響をなんとなく考えて改良したやり方です。
全国。いや世界に広がるがいい!と、自画自讃しておきます。
あっ、後1つあります。
フッ素をなるべく飲み込みたくないという人は飲み込まずに口の中に溜めて、ある程度ツバが溜まったら吐き出すを数回やればある程度飲み込まなくて済みますね。
なんか疲れそうですけどね。
顎関節症に注意です。
歯磨き補足
デンタルフロス(糸ようじ)
普通に歯磨きをしていても歯と歯の間はなかなか歯ブラシは届きませんよね。
歯と歯の間の汚れをとる場合にはデンタルフロス(糸ようじ)が必要ですね。

僕はこの糸ようじを使っています。
つまようじで取れない歯に挟まった食べ物とかもこれを使うと簡単に取れるのでオススメです。
音波電動歯ブラシ?もいいですよ。
音波電動歯ブラシを使うと普段磨いた時よりも歯の表面がツルツルになります。
自分で磨くよりも楽でキレイになります。
ただ初めて使うと本当に全部キチンと磨けているかは心配になりますが。
それとあまり強くやると歯茎が後退しそうで怖いです。あまり強くやらないように注意です。
液体歯磨き

僕が使っているのはこれです。
アルコール入りとアルコールなしがあるんですが、アルコールなしだとこの消毒液を吐き出した後に口の中がイガイガする?渋い柿を食べた後みたいになる?ので、使うならアルコール入りの方をオススメします!
口の中全体の殺菌が出来るので重宝してます。
ピンポイントブラシと舌磨き

これは左がピンポイントブラシで右が舌磨きです。
ピンポイントブラシは奥歯や取りたいところの汚れをピンポイントで取ってくれる、名前のまんまの歯ブラシです。
普通の歯ブラシだと取りにくい汚れもこれだと簡単に取れますよ。
舌磨きは舌の汚れを取るものです。
舌の汚れを取ると結構口臭が改善します。
個人的には風邪を引いている時にも重宝します。
舌に風邪の菌が結構付着していると思うので、この舌磨きを使うと舌の風邪の菌が取れていいですね。
舌磨きのポイントは軽くなぞる程度に数回奥から手前にかけて使う感じです。
あくまで『軽く弱く』です。強くやると舌が傷付いてしまいます。
初めて舌磨きを使うと人によっては口の中がめちゃくちゃスッキリすると思います。
僕がそうでしたw
まとめ

イエテボリテクニックという歯磨きのやり方がある。
ポイントはフッ素が含まれる歯磨き粉を使う。うがいはしない。の2つ。
フッ素は再石灰化を促進する。
うがいを1回でもするとうがい0回の時より口の中のフッ素の量は3分の1以下になってしまう。
イエテボリテクニックには不安点が3つあるが解決策はある。
歯磨きは普通の歯ブラシ以外に色々な道具がある。ちゃんと使って口の中を清潔に保とう。